ごあいさつ

sakuma

およそ40年前、初めて入った手術室・・・。
まだ無名のイラストレーターだった私が、たまたま受けた仕事、それが医学書の手術手技の絵でした。
人体のことなど何もわからない私を、一生懸命指導してくださったドクターの方々。
臓器を実感させてくれた羽生富士夫先生。仕事より絵の話が多かった陣内伝之助先生、左手のアクションが大胆だった中山恒明先生、手術の醍醐味を感じさせた梶谷環先生、世界が驚く鏡視下手術絵本を一緒につくろうと約束してくれた大上正裕先生・・・
出会った全ての先生がイラストレーションの必要性を口にされておられました。
デジタル技術が席巻し、イラストを必要としない時代になると思われた時期もありましたが、予想に反してむしろそのニーズが高まっています。
医療人のための医療情報の可視化を役割とする、確かな知識と技術を有したメディカルイラストレーターを一人でも多く輩出することを目指して、ようやく学会化にむけて動き出すこととなりました。
ぜひ臨床・基礎医学など各領域の先生方に参加していただき、求められるイラストレーションのリサーチや効果的表現の研究を進めてゆきたいと存じます。
ご指導ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


会長
レオン佐久間